委員会案内

土木計画学研究委員会発表会

第60回 秋大会(企画提案型)

会期:
2019年11月29日(金)~12月2日(月)

会場:
富山大学五福キャンパス及び富山県内各市町村会場

応用一般均衡分析と交通分析の統合に関する研究小委員会

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■小委員長
小池淳司(神戸大学)

■活動期間
2016秋-2019秋の3年間

■活動趣旨

 1990年台に土木計画学分野に応用一般均衡(CGE)モデルによる分析が紹介されてから,多くの理論研究・応用研究が蓄積され,実務におけるモデル分析の利用も浸透しつつある.これらの蓄積によって,モデルの経済理論面の枠組みばかりでなく,計算方法や基準均衡データの作成方法など,実用化のための技術に関する共通理解も飛躍的に進んだ.特に,土木計画学の伝統的研究分野である交通分析の方法をCGE分析と統合するというアプローチに関しては,世界におけるCGE研究分野の中でも土木計画学が主導的かつ精力的に研究開発を進めてきたと言える.

 一方で,理論的に誤ったモデルが構築されたり,均衡が正しく計算されないまま政策効果分析に適用されるなどの例が,学会発表においても見られることがあり,そのこととも関連して「一般均衡モデルにすれば便益が増える」という誤解や,計算がブラックボックスであるという先入観は未だに残っている.ストック効果の評価が注目されている現在においては,その分析に力を発揮するCGEモデルが正しく適用される道筋を整理することと,モデルに対する不信感を払拭することは,土木計画学分野の研究者に与えられた使命である.また,CGEモデルが登場した頃に比べ,産業連関表の空間分割単位に依存しないモデル,不完全競争や規模の経済性を明示したモデル,動学化されたモデルなど,先端研究分野と考えられていた手法が実用化可能なレベルにまで発展しており,それに伴って新たに対応すべき技術的課題も議論されつつある.

 これらの状況に鑑み,本研究小委員会では,CGE分析と交通分析の複合領域に関する研究および実用の現状を総括し,実践的活用に向けたモデル分析への信用の醸成,先端の理論やデータ活用技術を導入したさらなる研究フィールドの発展を目指す.

委員長 小池淳司 神戸大学
幹事長 石倉智樹 首都大学東京
幹事 織田澤利守 神戸大学
幹事 佐藤啓輔 復建調査設計
幹事 瀬谷創 神戸大学
幹事 山崎清 価値総合研究所
幹事 山崎雅人 名古屋大学
幹事 山本浩道 三菱重工
委員 柴崎隆一 東京大学
委員 瀬木俊輔 京都大学
委員 高山雄貴 金沢大学
委員 平松燈 近畿大学
委員 土屋哲 鳥取大学
委員 多々納裕一 京都大学
委員 寺西裕之 国土交通省
委員 右近崇 三菱UFJリサーチ&コンサルティング
委員 片山慎太郎 システム科学研究所
委員 佐々木康朗 北陸先端科学技術大学院大学
委員 山口裕通 金沢大学
委員 東山洋平 日本大学